2012年8月20日

[Quicksilver]無効になったファイルを検索結果から除外する

ランチャとしてQuicksilverを常用しているが、マシンの移行を境に検索結果に?マークアイコンのファイルが混じるようになった。

経緯と事象としてはこうだ。
・旧マシンの内容をOSごとディスクイメージを介して新マシンに移行した。
・ディスクのパーティション構成を移行前後で変更した。(以前はUsers下を、OSとは別ドライブに配置していた)
・Quicksilverを使うと、過去利用していたドライブ下のファイルが検索結果に表示されてしまう

検索結果にノイズがまじると使い勝手がわるい、というかこの手のツールの存在意義に関わる。

"Quicksilverを再インストールする"、"メニューから初期化する"、という手段もあるが、
ことに検索パスは自環境に合わせて設定していることもあり、設定を復元するのは手間だ。

カタログだけ再構築する方法を調べてみたところ、下記記事がヒットした。

Outdated data - how do I reset the QS database?

記事によると、
QuicksilverのForceRescan機能を使って、ファイル実体と紐つかないカタログインデックスを削除してやればよいが、普段はこの機能は非表示になっている。

手順は次のとおり。
  1. Catalog  > 左ペインからQuickSilver > Sources: "Internal Objects and Commands" にチェック
  2. 右下のボタンでリスキャン開始
  3. Quicksilverメインメニューを起動して  "force rescan" とタイプ
  4. Quicksilverの内部コマンド "Force Catalog Rescan"が候補表示されるので、選択して実行

自分の環境では2,3秒ほどで検索結果が更新された。



2012年7月16日

MacBookAir(Late 2010)とSSD化したMacBook4.1(Early 2008)のベンチマーク比較

SnowLeopardが動く環境が必要だったので、中古のMacBookAir3.1(Late 2010)を入手した。
諸々移行を済ませて、さっそく前任のMacBook4.1(Early 2008)とベンチマークを比較してみる。

ディスクのスピードを比較してみると、APPLEのSSDがSequentialの読み書き、Randomの読みにおいて、C400に勝っている、という結果を得た。

■MacBookAir (APPLE SSD TS128C)
  Sequential  スコア: 175.06 
  -- Uncached Write  238.96  146.72 MB/sec [4K blocks]
  -- Uncached Write  285.50  161.54 MB/sec [256K blocks]
  -- Uncached Read    79.48   23.26 MB/sec [4K blocks]
  -- Uncached Read   387.79  194.90 MB/sec [256K blocks]
  Random      スコア: 490.99 
  -- Uncached Write  300.44   31.81 MB/sec [4K blocks]
  -- Uncached Write  384.56  123.11 MB/sec [256K blocks]
  -- Uncached Read  1446.93   10.25 MB/sec [4K blocks]
  -- Uncached Read   654.92  121.53 MB/sec [256K blocks]

■MacBook4.1 (Micron C400-MTFDDAC128MAM)
  Sequential  スコア: 132.85 
  -- Uncached Write  185.97  114.18 MB/sec [4K blocks]
  -- Uncached Write  177.17  100.24 MB/sec [256K blocks]
  -- Uncached Read    68.47   20.04 MB/sec [4K blocks]
  -- Uncached Read   223.11  112.13 MB/sec [256K blocks]
  Random      スコア: 584.18 
  -- Uncached Write  804.02   85.11 MB/sec [4K blocks]
  -- Uncached Write  323.43  103.54 MB/sec [256K blocks]
  -- Uncached Read  1340.36    9.50 MB/sec [4K blocks]
  -- Uncached Read   566.40  105.10 MB/sec [256K blocks] 

2012年3月31日

[applescript]QuickTimePlayer7をbashから音声パンさせる

QuickTimePlayer7で再生中のムービーのステレオ出力を、シェルから制御するサンプルです

コントローラ側(bash)
# bash引数によるQT7のパンニング
for i in {-128..128}; do 
echo $i;
~/script/QT_ChangeSoundBalanceArgvTest.scpt $i;
sleep 0.01;
done;

AppleScript側
-- QT7 の各種パラメータを変更するApplescript
--
-- osascriptから呼び出して使用
--   引数1: 音声パン. L - R で -128.. 128 

on run argv
 tell application "QuickTime Player 7"
  set targetMovie to the name of document 1
  tell document targetMovie
   set sound balance to item 1 of argv
  end tell
 end tell
end run

2012年1月28日

PDFファイルをMOVファイルに変換する

ghostscriptコマンドとQuickTimePlayer7を使って, PDFファイルをMOVファイルに変換します.
AdobeのAcrobatに同様な機能があるが, 出力ファイル名を指定できないもよう.
ghostscriptを使うと, 出力ファイル名をオプションで指定することができます.

1. ghostscript
gs -dSAFRE -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=jpeg -sOutputFile=test_%d.jpg test.pdf

一つのPDFファイルに対して, ページごとの画像ファイルが作られるので,これをQuickTimePlayerでムービー化する.
ファイルが大量に作られるので, あらかじめ作業フォルダにまとめておきましょう.


2. QuickTimePlayer
File  > Open Image Sequence..

作成したtest_1.jpgを指定.
フレームレートは適宜指定する.