アルスエレクトロニカでも受賞経歴のある、アンビルドな建築ユニット doubleNegativesArchitectureがプレゼンテーションを行い、その様子を見てきたので、備忘録がてら内容をまとめておく。
(建築系のプレゼンを受けるのに不慣れで、またつたない理解で書いてる点はご容赦を・・)
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トピックとしては2つ。
1. 近作のインスタレーション事例紹介
2. 空間表記法 SuperEye の説明
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1. 近作紹介
・リンツ、山口で会場を変えて行われたインスタレーション
・ユニット化されたセンサーを、対象の建物の各所に据えつけ
・センサー数のオーダーは20〜30
・センサーから収集される微所的な環境情報をリアルタイムに取得
・センサーは個々が計画的に配置されており、個々がネットワークのノードである
・取得した環境情報を、ネットワークにフィードバックさせて、ノード間の関係をリアルタイムに変化させる
・レンダリングした3次元の構造物と実際の建物を重ね合わせて提示
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2. SuperEye - 空間の知覚・表記の代替手法の提案
・客観的な視点から出発して構築されるのが従来の建築物
→主観的な視点から出発して構築される構造は?
・蟻塚、蜂の巣、珊瑚
・boid, Flock
→いずれも構築の主体は、全体像を持っていない
・直交座標系 --- 立面図、平面図、パース
→ 極座標系 ---SuperEye, 飛行機や潜水艦のレーダ
・SuperEyeによる空間解析のケーススタディ
・サヴォワ邸スロープ前を平面に落とし込んでみる
・太陽の昇降運動を落とし込んでみる
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イベントのリンク
TMUG presents Bridge